花粉症にオススメの漢方薬(予防の場合)
漢方コラム

大阪府吹田市の漢方薬局、田村漢方薬局です。
毎年、花粉症で辛い症状にお悩みの方たくさんいらっしゃいますね。
花粉症に効果がある漢方薬は様々ありますが、根本的な体質改善を行い予防するタイプと、症状が出てから症状を抑えるタイプとがあります。
今回は、花粉症の予防的に使用するのにおすすめの漢方薬のご紹介です。
<苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)>
ピークの時に鼻水がひどく、「小青竜湯」を使われる方が早めに飲み始めると良い漢方薬です。
また、「小青竜湯」ですと、一部の方で中に入っている麻黄に反応してしまうために使えない方がいらっしゃいます。そのような時にもこちらの苓甘姜味辛夏仁湯はご使用いただけます。
気管支炎や気管支ぜんそくの治療にも用いられています。
症状が出る時期の1ヶ月前くらいから飲み始めるのがおすすめです。
<荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)>
目や鼻が痒くなり、毎年強い抗アレルギー薬のお世話になっている方が症状のでる1〜2ヶ月前から服用すると、ピーク時の症状が抑えられる漢方です。
漢方で体を整えておくと、花粉症の症状が軽くなったり、ピーク時の西洋薬の量を減らすことができたというお話を患者様からお聞きします。
ぜひ、花粉症対策に漢方を上手に取り入れてみてくださいね。
当薬局では気になることや体質など、丁寧にカウンセリングさせていただき、納得・安心の上で漢方を調合させいただいております。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。