季節の変わり目・気圧の変化に体調を崩す方、めまいにおすすめ漢方薬
漢方コラム

大阪府吹田市の漢方薬局、田村漢方薬局です。
季節の変わり目など気圧の変化しやすいシーズンに体調を崩される方、めまいに悩まされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このシーズンにめまいが起こる原因の一因として、体内の水分の滞りがあります。
今回はこのようなめまいにおすすめの漢方についてご説明します。
めまいの漢方を服用する上で、1番大切なのが、発作時に服用する漢方と、普段服用するめまい体質に対する漢方を間違えないことです。
まずは、発作時に頓服で使用する漢方をご紹介します。
【沢瀉湯(タクシャトウ)】
沢瀉湯はめまいを起こしたときに、頓服的に飲む漢方です。三半規管に鬱滞するリンパ液がめまいの原因となりますが、沢瀉湯はこの鬱滞したリンパ液を素早く尿として排泄するのを促します。
グルグル回っているような回転性のめまいにも適しています。
次に、発作時でなく、普段、体質改善のために使用する漢方をご紹介します。
【半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)】
胃腸が弱く、水分が溜まりやすい人、水分(湿)が溜まりやすいという事は、外気圧が変わったときに、耳に影響が出てめまいになりやすい人、そういった方の体質改善薬です。
普段この類を服用しながら予防養生し、めまい発作が起きた時は最初にご紹介した沢瀉湯で対応する使用方法がおすすめです。
季節の変わり目も元気に過ごせるよう、漢方で体質改善をしてみませんか?
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