五月病の季節と漢方薬(ストレス・不眠・不安・動悸など)
漢方コラム

大阪府吹田市の漢方薬局、田村漢方薬局です。
春は、冬の停滞・凝縮していた気から、春の陽気に動かされ、植物が芽吹きだす様に物事が動き出します。
物事を始めるには最適なのですが、やはり、新しい生活や環境、新しいことを始めると緊張やプレッシャーもあります。
それが落ち着いてくる5月頃、その反動のように気持ちが停滞してしまいがちです。
いわゆる「五月病」なんて言われたりしますね。
五月病の季節におすすめの漢方
そのような季節にあらわれる、不安やストレスによる不眠などに使われる漢方をおひとつご紹介します。
・「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」
人は気持ちが停滞すると、体の機能に停滞をきたし、胸の中がモヤモヤしたり、肋骨のところが張ってきたりします。
そのような時や、不安、動悸、不眠などを伴う神経症等に用いられるのが、この「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」です。
何かと気持ちが滞りがちなこの季節。
人付き合いで思い悩んでしまう、不安で眠れなくなる、などお悩みをお持ちの方は、漢方の力を借りてみるのも検討してみてくださいね。
当薬局では初めての方も安心していただけるよう漢方相談を行い、お一人お一人に適した漢方を調合させていただきます。
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