不妊治療と漢方薬(右帰丸:症例のご紹介)
漢方コラム

大阪府吹田市の漢方薬局、田村漢方薬局です。
当薬局では、男性・女性に関わらず、不妊に関する漢方相談をされる方は多くいらっしゃいます。漢方は体質改善の効果がありますので、不妊でお悩みの方は、ご自身にあった漢方薬を選ぶことが大切です。
今回は、不妊のご相談にいらっしゃった方のケースを一つ、ご紹介させていただきます。
不妊(多嚢胞性卵巣症候群)の漢方相談の症例ご紹介:右帰丸(うきがん)
2人目のお子さんが欲しいということでご相談いただいた方で、病院からついた病名としては、多嚢胞性卵巣症候群で、ホルモン剤を使用するも卵が十分育たないということでした。
東洋医学では「腎」の力が足りないことが、卵が育たない要因とされ、この「腎」を補う「右帰丸(うきがん)」という漢方をお出ししたところ、すぐに大きく育つようになり、無事、ご出産をお迎えになりました。
こちらの漢方は、男性不妊にも使うことも多いという文献もあるお薬です。
あくまでその人の状況を改善するために、必要なものを見つけ出し、補うことで結果を得るという東洋医学らしいわすれられない一例です。
お悩みの方は、一度漢方相談にいらしてくださいね。
当薬局では初めての方も安心していただけるよう漢方相談を行い、お一人お一人に適した漢方を調合させていただきます。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。