吹田市の漢方薬局(大阪府)

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長引く咳にオススメの漢方薬ー大阪府吹田市の漢方薬局 田村漢方薬局ー

漢方コラム

大阪府吹田市の漢方薬局、田村漢方薬局です。 

今回は、冬に多くなってくる長引く咳にオススメの漢方薬のご紹介です。

長引く咳の原因にあること

どうして咳が長引くか、その一因は気管支の潤滑液にあります。 

気管支は、ただ空気の通る管ではなく、送り出すために動いたり、広がったり狭くなったり、中の滑りを良くするために、潤滑液のようなものを流したりと大くの仕事をしています。 

ここが正常にならないと病は治っても咳が出続ける原因になります。 

中に出される潤滑液(粘液)が多すぎれば痰となりますし、少なければ粘液が乾き、そこに炎症が起こったりします。中のものを送り出したり、吸収したりするのに動く粘膜の下の筋肉が緊張しすぎたり緩みすぎては、中のものはうまく動けず、または詰まってしまったりします。 

人の体の中の管にものがつまらないのは、管が働いているからこそであり、生命の神秘とも言えますね。 

長引く咳に効果のある生薬

気管支や肺の状態によって、効果がある生薬は異なります。 

・気管支の中が余分な湿でいっぱい→貝母(ばいも)etc  

・気管支の中が乾いている。→麦門冬etc  

・気管支の緊張が強い→蘇葉etc  

・気管支が緩んでしまったり、疲れている→高麗人参etc  

・いろいろな肺の病気で傷ついているものを回復させる→ 鼈甲(べっこう)etc 

長引く咳におすすめの漢方①

・麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう) 

麻杏甘石湯は、大きな熱はなく汗が出て、咳もしくは喘ぎがある場合に第一選択に使える漢方です。 

ここに桑白皮を加えると五虎湯と名前が変わり、よく小児喘息に使われる漢方になります。 

(当薬局の患者様の症例のご紹介) 

・50代 女性  

マイコプラズマ肺炎になり、熱は下がったのですが、咳が長く続くと言うことでご相談いただき、こちらの組み合わせを服用していただいたところ、1週間ほどで大分と咳が楽になったと言うことで喜んでいただきました。 

・50代 男性  

39度の熱が出て、半日で下がったのですが、その後咳と痰が長引き、こちらの組み合わせを服用していただいたところ、翌日から周りもびっくりするほど咳が減り大変喜んでいただきました。また面白いことにいつもより鼻を噛むと楽に出すことができたと喜んでおられました。 

長引く咳におすすめの漢方②

味麦益気湯(みばくえっきとう)

咳に関しての漢方治療は、ウィルスや細菌との攻防で戦ってる体を助けるステージに使う漢方と、病が去った後に体に残ったダメージを回復させる漢方という二つの側面があります。 

ある程度時間が経っても残る咳の場合、呼吸器が受けたダメージから来ている場合があります。この場合、ダメージの残る肺を回復させる漢方が必要となります。 

味麦益気湯は補中益気湯に麦門冬と五味子を足したもので、コロナ後遺症外来でもこのような理由から補中益気湯と麦門冬湯が合わせてよく使用されています。 

同じ咳でも体質・症状・段階等により適する漢方は変わってきます。 

お困りの方は一度ご相談いただきましたら、お一人お一人に適した漢方を処方させていただきます。 

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