暑さで呼吸が浅い、胸が苦しい時におすすめの漢方薬(茯苓杏仁甘草湯)
漢方コラム
大阪府吹田市の漢方薬局、田村漢方薬局です。
今回は、暑さで呼吸が浅い、胸が苦しい時におすすめの漢方薬のご紹介です。
茯苓杏仁甘草湯(ブクリョウキョウニンカンゾウトウ)
この漢方は古来より短気(イライラする短気ではなく、呼吸が浅いといったイメージのことを言います)の状態を助けてくれる漢方です。
単独で使うことが少ないのですが、夏の暑さが原因で胸が苦しく、息が浅い人の助けとなります。
五行論で言いますと、暑さは心臓にダメージを与えます。
サウナに入るとよくわかるのですが、暑さ(暑邪)は、心拍を速くさせます。
この様を昔の人は心が暑邪にやられ、短気となると捉えたようです。
この漢方は現在では一部の心不全の補助療法に使われていると言う報告もあります。
茯苓杏仁甘草湯の漢方の症例を2つご紹介します♪
症例1:80代男性 現場職
もともとペースメーカーを入れておられる方なのですが、ここ数年の夏の暑さで、汗を非常にかくようになり、胸が苦しく、呼吸も浅くなっておられました。
夏の間だけこちらの漢方を飲んでいただいたところ、症状が軽減したと言うことで、引退を撤回して、今でも現場で頑張っておられるということです。
症例2:70代男性
抗がん剤の服用中に、動悸がひどく胸が苦しい時があると言うことで、医師の了解を得て、あくまで補助的にこちらの漢方を服用していただいたところ、現在も元気を保って闘病を続けておられます。
複合的なので、純粋な評価はできないのですが少しは助けになったと思われます。
体質や症状によって合う漢方は異なります。
気になる方は、お気軽に漢方相談にいらしてくださいね。
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